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歯周病とは

歯周病菌などの細菌が増殖することで歯と歯肉の境目が炎症を起こす症状を歯周病といいます。歯磨きが十分にできていなかったり、砂糖を多く摂取したりすると、細菌のかたまりとなる歯垢ができます。これを放置すると歯周病が進行して歯と歯肉の間が深くなり、さらには歯を支える骨を溶かして歯を不安定にさせてしまいます。症状が悪化した場合、抜歯をしなければならなくなる可能性があります。しかし歯周病は毎日のブラッシングやフロスでの清掃など口内を清潔に保つことで、十分に防ぐことのできる疾患です。歯を健康な状態に保つためにも、日ごろの歯周病対策は必要不可欠です。

歯周病の進行

健康な状態
健康な状態

歯肉は薄いピンク色で、歯肉が引き締まっています。歯磨きをしても出血しません。

歯肉炎
歯肉炎

歯肉が炎症し、歯と歯肉の間に2~3ミリの隙間ができます。歯磨きで出血することがあります。

歯周炎
歯周炎

歯肉の炎症が進み、歯と歯肉の間はさらに隙間が開きます。歯槽骨(歯を支える骨)が破壊され、歯がグラグラと動きはじめます。

重度の歯周炎
重度の歯周炎

歯槽骨が半分以上破壊され、歯が大きく動く状態です。

歯周病の治療方法

スケーリング

歯根面から歯石を取り除く治療です。歯石は、歯についた歯垢が硬くなったもので、歯磨きだけでは除去することができません。そこで、スケーラーと呼ばれる器具を使い、歯石を除去していきます。歯石は除去したあとも再形成されるため、歯科医院で定期的(3ヵ月~6ヵ月に一度)に取り除くことが虫歯予防にも大変効果があります。

ルートプレーニング

歯周病が進むと、歯と歯肉の隙間が広がり、歯根面に歯石ができます。これを除去し、歯の根を硬く滑らかにする処置をルートプレーニングと呼びます。
歯石を除去するという点ではスケーリングと同じですが、ルートプレーニングは主に中等度の歯周病で施される治療法です。歯周病が中等度まで進むと、歯石の下にあるセメント質と呼ばれる層まで細菌に汚染されています。ルートプレーニングは、汚染されたセメント質を除去して歯根面を滑らかな状態にし、歯肉とくっつきやすくします。そして、再び歯垢が溜まらない状態を作ります。

フラップ手術

歯周病が大きく進行すると、歯垢や歯石を取り除いただけでは治りきらない場合があります。
フラップ手術は、歯肉を切開して歯根面を露出させ、奥深くに残っている歯石や細菌に感染した組織を除去する外科治療となります。
歯根面を目に見える形にすることで、患部を確認できます。それにより、基本的な治療では取り除けなかった歯石を除去し、歯周を清潔な状態にすることができます。

歯周組織再生療法

歯周組織再生療法

歯周病の進行により、歯を支える歯槽骨が溶かされる場合があります。そうなってしまった場合、必要な組織を再生させ、歯を支える構造を可能なかぎり再生させるという治療法があります。これを歯周組織再生療法と呼んでいます。
この治療法にはいくつか種類がありますが、いずれもフラップ手術と同様に歯肉を切開して行う必要があります。

GTR法

歯周病の進行により、歯を支える歯槽骨が溶かされる場合があります。その際、歯周に必要な組織を再生させ、歯を支える構造を可能なかぎり以前の状態に戻すという治療法があります。これをGTR法と呼んでいます。
GTR法は、歯周病で広がってしまった歯と歯肉の間に人工の膜を挿入します。これによってセメント質や歯槽骨といった、歯周の組織を4~6週間かけて再生させます。十分に組織が形成されたころを見計らい、人工の膜を取り除きます。

エムドゲイン法

エムドゲインとは、スウェ-デンにあるビオラ社で開発された歯周組織再生誘導材料のことを指します。この材料の主成分は、子どもの歯が生えてくるために必要な働きをするタンパク質の一種です。
エムドゲイン法は、外科治療の過程で行ないます。歯肉を切開し歯根面をしっかり清掃したあと、エムドゲインを手術部位に塗布します。こうすることで、歯が発生する環境を再現しています。これによって歯周組織の再生を促し、歯と歯肉がしっかりくっつくようにします。

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